碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

おおのこうすけ「極主夫道」 6巻

2021年もよろしくお願いいたします。 

TVドラマも好評のうちに終了した元極道の専業主夫奮闘記「極主夫道」、

春よりNetflixアニメが放送開始予定のまだまだ勢いが止まらない第6巻です。 

 

極主夫道 6巻: バンチコミックス

極主夫道 6巻: バンチコミックス

 

 

極主夫道 6巻

著者:おおのこうすけ

発行:新潮社  バンチコミックス  「くらげバンチ」にてWeb連載中

 

↓ここで読めます

kuragebunch.com

 

 

 

 ↓前巻の感想はこちら

blueflag01.hateblo.jp

 

ざっくりとしたあらすじと感想

 

元最強の極道・人呼んで”不死身の龍”はなんだかんだ(本編でもまだ謎)を経て極道

から足を洗い、専業主夫になりました。現在はキャリアウーマンの嫁・美久、

ネコの銀ちゃんと一緒にアパート暮らし。専業主夫なめたらあかんで…! と、

愛する嫁との幸せな日々を守るためにいつだって全力真剣に主夫業に打ち込む龍を

 見込んだ堅木町の婦人会長・蝶野は、周辺八つの町の婦人会を束ねる理事会

「八竜会」に龍を招きます。

 

婦人会の活動の発展のためには男性の力が必要な時もあるだろう、との柔軟な

考えによるものでしたが、圧倒的主婦力を誇る理事たちは龍の実力に満足せず…!?

 

ちょっと変わった夫婦と、ちょっと変わった商店街の人々と、ちょっと変わってて

憎めないヤクザなみなさんの物語は今日も続く…。

 

※※※

 

珍しく前後編構成の八竜会をメインに出してみました。元々バトル系少年マンガ

好きなので婦人会長らの溢れる強キャラ感がたまりません。よく考えたらそれほど

スゴくない人もいるかもしれないけど各々が得意分野に自信を持っていることが

大切なのです。勢いと画力で押し通せばいいのです。ただし理事長だけは間違い

なく敵に回したらこの町に住めなくなるヤバイ人と思われます…。

 

ちょっと真面目に考えてみると、彼女たちは”専業主夫”を否定していないのです。

男だから婦人会に入れたくないのでもなく、主夫としてのステージが足りないと

判断して龍さんを拒否したのです。龍さんでダメとはどれだけのハイレベルが求め

られるのか?という恐怖はさておき元々このマンガは明らかに言動がカタギじゃ

ない龍さんが専業主夫を名乗るギャップに戸惑う人がいても”専業主夫”そのものに

過剰な反応はしない。そして”専業主婦”という存在にも言葉を用いた過剰に賞賛は

しません。言葉はただ一つ「主夫(婦)なめたらあかんで」に集約し、主婦らの振る

舞い、柔軟さによって自然に偉大さを示しているのです。(だから私はわざわざ

言葉を用いて賞賛するドラマを受け入れられなかったのだと思います…)

 

今の時代、男も女もお互いに認め合い、自分たちに合った役割を決めて補い合う

ことが大切だと教えてくれるのがこの「極主夫道」なのです。

 

真面目な話はこのくらいにして、6巻もまんべんなく心温まり、笑わせていただき

ました。龍さんにカタギの男友達(ポリキュアオタクでもカタギには違いない)が

できてよかった。専業主夫としてしっかり堅木町に根を張っていますね。

ヤクザなみなさんとも相変わらず仲良くメンチ切り合う日々。何であれ趣味は

交友を広げるということですか…。

 

舎弟の雅は殴られるのが鉄板のキャラになりました…でも雅も雅だから別に気に

しない。ライバルポジションの虎二郎は…なんか前よりかっこよくなってない?

ドラマの影響かな?

 

ある意味タマより大事なタマを取られた銀ちゃんの切ないお顔のように名残惜しく

終了した6巻。柴わんこもいいけどやっぱり私はネコですわ。7巻早く来い…!!