碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

TVアニメ「別冊オリンピア・キュクロス」(完)

 実写映画化もした大人気マンガ「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリ先生が、古代

ギリシア東京オリンピックを目前にした日本を行き来する草食系男子を描いた

比較文化コメディコミック「オリンピア・キュクロス」が衝撃のクレイアニメ化。

オリンピック・イヤーに華々しく登場するはずだったのが… … … しかしコロナ

危機にも負けず、無事に完走をとげました。

 


【第1話無料】別冊オリンピア・キュクロス

 

別冊オリンピア・キュクロス

 

原作:ヤマザキマリ 「オリンピア・キュクロス」(集英社グランドジャンプ連載中)

放送:TOKYO MX (R2/12/16現在Amazon Prime Videoにて全24話配信中)

監督:藤井亮  製作:『オリンピア・キュクロス』製作委員会

声の出演:小野大輔  片桐仁  佐藤貴史 他

 

↓公式サイトはこちらから

bessatsu-olympia-kyklos.com

 

 

 ↓4話までの記事はこちら

blueflag01.hateblo.jp

 

ざっっくりとしたあらすじと感想

紀元前400年頃。平和の祭典オリンピック発祥の地・古代ギリシアの海辺の小村トリ

トニアに暮らす若者デメトリオスは驚異的な運動能力の持ち主であるにもかかわらず

争い事を嫌い壺絵師を目指すインドアオタク系男子。絵師としては壊滅的にセンスが

無いヘタレの彼に腹を立てた守銭奴の村長は使いものになる存在にしようと無理難題を

押しつけますがデメトリオスは壺の中に逃避するばかり。呆れた主神ゼウスは彼に雷を

くれてやりました。

 

気を失ったデメトリオスが目を覚ますと…そこには平たい顔の連中や見たこと無い建築

物があふれた異境の地。親切なゼウスは東京オリンピック開催を間近に控えスポーツに

盛り上がる1964年の東京の、古代ギリシア研究家の巌谷教授のお宅へとデメトリ

オスを送り込んだのでした。未知の文化はデメトリオスにインスピレーションを与え、

トリトニアに戻るたびに活かしていきます。

 

村長はトリトニアで競技会を開催し大儲けしようと目論み、デメトリオスに企画を

押しつけます。小村の発展のためとはいえとんでもないムチャぶりと思われました

がデメトリオスは東京とトリトニアを行き来して得たアイデアを振り絞り、少し

ずつ形にしていきました。また、ポリス同士の戦争を面倒なお祭り程度に思って

いた彼は巌谷教授に見せられたエイガによって戦争の恐ろしさを胸に刻みます。

 

トリトニア・オリンピック略してトリンピックの噂がギリシアの諸ポリスに広まり

他国人との濃い関わりが産まれます。やがて戦闘民族スパルタ人とイケズなエリス

人に煽られたトリトニアが戦争を始める事態に陥ってしまいます。戦争はダメだ。

勝負の決着はスポーツで! デメトリオスは戦場へと駆けだして…

 

※※※

 

戦闘民族スパルタ人も楽じゃ無い。いくら強くても生きてて楽しくなさそう…。

 

原作では手塚治虫プラトンなどが登場するそうですがアニメはトリンピックの

開催にむけた物語に絞っています。デメトリオスに雷を落としながらギリシア

同士の戦争は止めない主神ゼウスの思惑は人間には計り知れません。

安っぽいカラオケのようなPVとともに古代ギリシアに詳しくなれるホニェーロス

さんの歌は最終話以外光り続けました。こういう歌も一つ一つジャ●ラックに登録

しないといけないのかな…ジャス●ックも大変ですね。

 

トライアスロン=3種目競技と知っている人は多いでしょうが、他にもバイアス

ロン=2種目、クアドラスロン=4種目、ペンタスロン=5種目が存在し、さらに

7、8、10種目ときて20種目(アイコサスロン)競技まで現れた日にゃ爆笑する

しかありません。歌い手のホニェーロスさんも大変そうでした。アイコサスロン、

またはダブル・デカスロン国際陸連の公認種目じゃないけれどいつの世にも

物好きがいるのか日本も含めて世界中で大会が開催されているそうです。

 

 

デメトリオスがゼウスと日本の人々の力を借りて築きあげたトリンピックの結末

は… … …ぜひ最後までご覧になってお確かめください。村長さぁ…