碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

ウォリアーズ 歴史を動かした男たち

引きこもりのおともにAmazon Prime Video。山の魅力はひとまず置いておいてたま

には真面目な歴史モノを観たいという気分になり、古代ローマで検索したところ

出てきたBBC(英国放送協会)製作のTVドラマシリーズ。世界を動かした覇者6人の

物語です。

 

 

ウォリアーズ 歴史を動かした男たち

(原題: Heroes and Villains (TV series))

 

製作:2007~2008年 イギリスBBC

Amazon Prime Videoにて6エピソード公開中

視聴時間:各49分~50分

 

 

  

エピソードリスト

( )は原題

  1. ナポレオン ~英雄の誕生~ (Napoleon)
  2. 徳川家康 ~決戦!! 関ヶ原~ (Shogun)
  3. スパルタクス ~ローマへの挑戦~ (Spartacus)
  4. コルテス ~アステカの最後~ (Cortes)
  5. リチャード獅子心王 ~聖なる戦い~ (Richard the Lionheart)
  6. アッティラ大王 ~大帝国の果てに~ (Attila the Hun)

 

ざっくりとした感想

 

どういう基準でこの6人を選んだのかが気になるところです。各50分程度の

ドラマでは6人それぞれの人生全体を追うのは無理なので、各自の重要な戦いに

スポットを当てています。例えばナポレオンは貧乏貴族&士官時代の苦労話。コル

テス=アステカ征服ですが、言われるほど簡単に成し遂げたわけじゃないらしい。

 

リチャード王編の冒頭のキプロス島で妹姫が出てきたのは深刻な女性不足を補う

ためでしょうな…。スパルタクスの奥さんも。昔の戦争を真面目にドラマにすると

マジで女性の立ち入る余地が無いんでしょうね。まぁ男たち同士で勝手に争って

女子どもを巻き込まないでくださればそれはそれでいいんですが、たいていは

無関係で済まなくなるから困ったもんです。

 

メインとして語るべきはやはり唯一の東洋枠、徳川家康でしょう。外国のTV局が

「真面目な」日本の歴史ドラマを製作してくれるってかなり貴重なのではないで

しょうか。家康がかつて「忠義」を貫いたら大切な者を失った矛盾。家康への

恩義と豊臣の一族としての責任という葛藤を抱えた若き小早川秀秋…。そして

関ヶ原の合戦。もろもろ含め一見の価値はあると思います。家康が信念とする

「武士道」なる思想は江戸時代に生まれたものだ、などと細かいことをツッコむと

キリがないけど、一応史実に沿って「真面目に」作られています。6エピソードの

中で最も女性が目立たないと思ったけれど、もしや三成の女装逃亡シーンを取り

上げることで補ったんじゃないでしょうな? せめてヒゲを剃っとけ。

 

「将軍」はあくまで「Shogun」であり、「General」ではない。当時も翻訳に苦労

して交渉相手の異国に「征夷大将軍」が日の本の支配者と伝わり辛かったという

エピソードをどこかで見ましたっけ。「Shogun」という日本特有の役職として

紹介した方がすっきりしますね。「真面目に」作るために東宝が協力したらしく、

日系の俳優さん方に混じって有名どころでは勝野洋さんも出演してます。

 

お金がかかってる&硬派&規制の薄い歴史ドラマはいいですよね。もちろんドラマ

なので脚色も含まれているでしょうが、視聴者を突き放して淡々と進む感じが好き

です。残酷なシーンが含まれている一方で、途中で眠くなる恐れもあります…。

 

私は外国の俳優さんの見分け能力が極めて低いと自負しておりますが、今回は

アッティラの部下である若者が「ダウントン・アビー」のトム・ブランソン役の

人と気付けて嬉しくなっちゃいました。このドラマはダウントン・アビーより

10年近く前に製作されたんですよね。そしてこのアレン・リーチさん、

「ROME」にもアグリッパ役で出てたのね。若いなぁ! ダウントン・アビー

映画もそのうち視聴したいですね。アマプラを本気で探せば面白そうな歴史映画が

ゴロゴロ出てきて残りの連休も退屈しなさそうです。山の映画も観たいな。

 

 

 ↓これも原題は「Attila The Hun」。前のブログで感想記事を書いたはずなのに

内容を全く覚えていない…

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