碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

映画「ドラゴンボール超 ブロリー」

今回は芸術の秋だから…というにはちょっと苦しい映画です。かつての子供たちに

強烈な印象を与えた伝説の超サイヤ人ブロリーが新たなアイデンティティを得て

復活しました。

 

 


映画「ドラゴンボール超 ブロリー」FINAL予告

 

ドラゴンボール超 ブロリー

2018年公開   配給:東映/20世紀フォックス   上映時間:100分

原作:鳥山明   監督:長峯達也   音楽:住友紀人

出演:野沢雅子  堀川りょう  島田敏  中尾隆聖 他

 

 

ざっくりとしたあらすじと感想

 

今日もブルマがドラゴンボールを集めて超個人的な願いをかなえようと目論んで

いました。しかし、フリーザの命を受けた配下の兵が家に保管していたドラゴン

ボールを盗み出します。これだけ強い連中が集まってるってのにどうして簡単に

盗まれるのか…ともあれフリーザもブルマと同レベルに超個人的な願いをかなえ

ようと目論んでいました。ブルマは幼い娘の子守りを破壊神ビルスに託し、相変わ

らず強くなることしか頭に無い2人のサイヤ人を連れてドラゴンボールの奪還に

向かうのでした。

 

その頃、宇宙の果てのある星で、フリーザ軍の下っ端兵士チライ&レモコンビが

サイヤ人の生き残りを2人保護しました。老いたサイヤ人・パラガスは41年前、

惑星ベジータフリーザに滅ぼされる直前に生まれた息子ブロリーが王子ベジータ

より強大な潜在能力を持つと発覚し、災厄を恐れた王によりひどい環境の星に送り

込まれたのを追いかけてきたものの、星から出られなくなっていたのでした。

 

パラガスはベジータ王と一族への復讐のため、強大な戦闘力を爆発させる戦士と

なったブロリーフリーザの優秀な部下候補として差し出すつもりでした。しかし

ブロリーの純粋な心を知ったチライらは彼を父親の支配から逃そうとします。

 

ドラゴンボールを集め、シェンロンを呼び出すために地球に降り立ったフリーザ

当然悟空とベジータとぶつかることに。フリーザも強くなったけれど1人じゃ分が

悪い…彼は同じサイヤ人であるブロリーをぶつけてみるのでした…。

 

※※※

 

ブルマの勝ち組っぷりがハンパない。

地球有数の金持ちでダンナと友人は宇宙でも有数の実力者、破壊神を餌付けして、

ドラゴンボールを半分私物化し…すげぇな。

 

ドラゴンボール超」を未視聴。しかも台風接近の都合で早めにDVDを返却した

ため1回しか観ていませんし 細かい所は覚えてません。 戦闘シーンはCGを駆使

してかなり流動的で派手な演出が入るようになりましたね。後半はずっと叫んで

ずっと戦い続けていた印象です。中の人たちの歳を考えるとホントすごいわ…。

 

大切なこと:昔のブロリーのイメージは一度捨てて観た方がいい。 カカロット

執着してません。

 

「神と神」と「復活のF」はドラゴンボール「Z」として公開されたのに今回の

ブロリー」は「超」に分類されます。かつての「Z」の映画で起こった出来事は

基本的に無かったことにされているらしい…。冒頭、惑星ベジータ滅亡直前の物語

から始まるためバーダックも出てくるけれど昔のTVアニメスペシャルとはかなり

別の人になってます。お嫁さんもいます。ギネさんは可愛いけど、とにかく昔の

イメージを強く持って視聴すると首をかしげることになります…。

 

しかし、今回のストーリーは昔のTVスペシャルや映画作品にはほとんどからんで

いなかった鳥山明氏がしっかり参加しているというややこしさ…強い編集者が

おらず自分の好きなようにやるとこういう話になるってことかな。

 

最近は悟空よりベジータの方がはるかに常識人であり愛妻家であり、ギャグまで

やっちゃってる…ベジータも大変だなぁ。最近のサイヤ人は赤くなったり青くなっ

たり忙しいようです。小さくて丸っこいベジータラディッツ(中の人は同じ)は

見所かもしれません。もう戦いのレベルが上がりすぎてるので、地球側のサブ

キャラの出番は少なめ。寂しいような、すっきりしてていいような。

 

純真な心を持ちながら戦うことしか知らないブロリーの不幸。父のパラガスは彼を

復讐の道具としか考えていない…変なところで丸いんだからここも丸くしちゃって

良かったんじゃないかと私は思ってしまいます。あんな星に息子と2人だけ、40

年以上押し込められていた点、同情の余地はあったと思う。あの扱いはひどくね?

「全部父親のせい」はチライ嬢の願望にすぎないんじゃないかな…。

 

問題の解決の仕方もなんか納得がいかなかったんですよね。次回へ続くかも、と

いう形にしたかったんでしょうが。フリーザの部下がブルマの家からドラゴン

ボールを盗み出してフリーザがレッド総帥レベルのささやかな願いを叶えようと

する…なんて小物臭い、ご近所さんみたいな存在になってるし全体的に甘い&軽い

ノリになっているのだけれど、一方で冷酷に他の星を侵略してるのに悟空はケンカ

友だちみたいな気分で基本放置…など、なんかバランスが悪く感じる。

 

 

旧「Z」の全てを肯定する気はありません。ストーリーはけっこう唐突でめちゃ

くちゃだし、超サイヤ人とはいえ小さな子どもがボコボコに殴られ死にかけてる

姿は観てて気持ちのいいもんじゃない。思い出補正と、好みの問題なんでしょう。

 

 

ターレス出てこないかな。

 

 

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