碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

TVアニメ「魔法使いの嫁」 第10話感想

旅行中につき予約投稿の予定。アニメまほよめ10話目です。原作4巻目に突入

しました。どんどん記事が長くなる…もっと簡潔にあらすじを書けないものか…。

 

<< ルール >>

  •  テレビ愛知(またはBS11)録画視聴
  •  キャプ画像無し
  •  原作既読者(主要参考資料:公式副読本SupplementⅠ)
  •  ダラダラと中身の無いあらすじと感想と補足メモ
  •  古い世代のオタクの私にも慣れ親しんだベテラン声優さんが多数出演
  •  三石琴乃さんまで出てきた…

 

mahoyome.jp

TVアニメ「魔法使いの嫁」 #10

- We live and learn. -

原作: ヤマザキコレ魔法使いの嫁」 ブレイドコミックス 刊

制作: WITスタジオ

 

 

↓前回の記事はこちら 

blueflag01.hateblo.jp

 

We live and learn. → 「長生きはするものだ」

ざっくりとしたあらすじと感想

家から姿を消したエリアスを探し村を駆け回ったチセ。きれいなバラの咲く庭の主

ジョエルさんと、彼の側にいる妖精<リャナン・シー>にもてなされている間に使い

魔のルツがエリアスを見つけてくれました。教会の墓地で変身して以来、身体の

バランスをうまく保てず、森の中の池で調整していた…とのことですが、チセは

エリアスが大切なことを何も話してくれない、と不満をぶつけます。チセが自分の

言うことを素直に聞き分けてくれていたから今回も同じと考えていたようです。

しかしチセの心はエリアスが思いもよらなかった動きを示したのでした。

 

「何も知らずにいられるほど 私は貴方に興味ないわけじゃない…」

 

普通の人間ですら別の国、別の世代の者同士が理解し合うのは難しいことです。

まして自分のことを人に話すのに慣れていない、あるいは知られたくないと思って

いる人外の存在と、辛い経験をし続けて自分の感情を抑えてきた、考えることを

放棄したい、でも強情なところがある少女…となると意思の疎通が全然はかどらず

見ているこっちはもどかしいのですが、少しずつ前に進んでいるのだと思っていい

のかな…? でもまだまだ時間が必要ね…というところで突然空からの乱入者が。

竜の国の管理人・リンデルの使い魔・セルキー<海豹人>でした。なんでも魔法の

不得手なチセのためにリンデルが杖を作ってくれるそうです。それと”孫”と遊び

たいのでエリアスはついてこなくてよいとのこと…。

 

先日エリアスとともに訪問した際にチセに懐いた、成長の早い幼竜の背に乗って

竜の国へ向かいます。家に置いていったエリアスのことを気にしつつ…。

 

本当に「ちゃんと食べてるか?」「風邪とかひいてないか?」的に”孫”扱い攻撃な

リンデルに出迎えられ、改めて竜の国について説明されます。数百年前にある魔法

使いが世界中に残ったわずかな竜をアイスランドの地の裂け目に集め、現在はリン

デルが監視者を引き継いでいるのだそうです。前にチセと交流した老竜ネヴィンの

亡骸は立派な菩提樹の木に成長していました…。

 

ネヴィンの樹から杖にする枝を切り出したその晩、リンデルはチセが”魔法使い”と

いう存在についてほぼ無知と知って愕然とします。エリアスは何も教えていない!!

彼はチセとエリアスの関係を心配しており、杖を口実にチセと話がしたかったよう

です。かつて家族に捨てられたチセは、自分を必要としてくれたエリアスの側に

居続けさせてもらうため、彼にとって都合のいい人間であろうと決めていました。

…しかしそれはチセの本心では無いと感じたリンデルは、ふと寝物語を始めます。

 

「それは 夜が二つ足で歩むがごとくやってきた」

 

普通の人とは異なる存在、魔法使い。なぜ彼らが生まれるのか。成すべきことが

あるのか。先人たちが長い時をかけて答えを探し求めても未だに見つかりません。

しかし探求から背を向け、はるか北方の森の中でトナカイとともに生きる魔法使い

リンデルは、ある日行き倒れたノッポの骨頭を拾いました。どこからきたのか、

どこへ行くのかも分からずただ歩いて、歩いて、自分が何者なのかもわからない

謎の生き物を助けてやろうと、リンデルは道案内の魔法を使い、自身の師匠の家を

訪ねます。いつかの時の、どこかの海の上にある場所へ。

 

残念ながら師匠・ラハブ(中東系の女性)にも骨頭の正体は分かりませんでした。

ただ、限りなく精霊や妖精に近いけれど、わずかに人間が入っている…とのこと。

”赤”しか思い出せない、名前も持たない彼の面倒を見るよう、独りでい続ける弟子

リンデルに言いつけます。魔法使いは独りで生きてはいけないのです。ラハブは

骨頭にお守りと「エリアス」という名を与え、世界の一員としての祝福の言葉と

ともに広大な世界へ送り出しました…まぁ、リンデルに丸投げしたと言った方が

近いですが。弟子は取らないけど知人として助けるなら…と骨頭引き受けることに

したリンデル。エリアスとの日々が始まります…。

 

チセが寝物語を聞いているその頃、なぜかいつもより寒く静かに感じる我が家に

残っていたエリアスの元へ小さな珍客が訪問し…

 

※※※

 

メモ

・セルキー = ”海豹人”。半分アザラシ。個体名は”メリトゥーリ”。

・ロビン = ”蜂蜜酒”、あるいは”愛し仔”。つまり”夜の愛し仔”<スレイ・ベガ>。

       ”隣人”たちのチセの呼び名。彼ら自身、よほど親しくなければ

       互いを本名(個体名)で呼び合わないらしい…。

・エリアスとリンデルが出会った時期は、原作では「プロイセン」という国名が

 出たため、少なくともプロイセン王国が存在していた1918年以前、さらに

 蒸気機関も石油も無い時代となると17,8世紀くらいなのかなぁ…思ったより

 絞れませんでした。

・ラハブ = リンデルの師匠にして名付け親。竜の国の設立者でもあります。

 ”リンデル”は集会場の木…”菩提樹”<リンデンバウム>が由来だそうです。でも

 あいにくリンデルはおひとりさま好き。

 

 

老竜ネヴィンは自分を苗床に育った樹の枝をチセの杖にして欲しいと願いました。

幼竜はチセを背中に乗せて飛べたらいいなと願いました。なんだかんだ言いつつ、

人だけでなく不思議な生き物たちとも少しずつ絆ができ始めているチセ。しかし、

エリアスはチセを都合良く飼い慣らしたいと願い、彼女が自分以外の他者に関心を

向けるのがあまり面白くないようです…。

 

いろいろカットされてる台詞が多いけれど、特に魔法関連の説明が削られすぎて

いるなぁ…説明ばっかりのアニメは困るでしょうけど、勿体ないです。

 

TVアニメ「魔法使いの嫁」オリジナルサウンドトラック1