碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

映画「パディントン2」

洗濯機の故障の上にPCが不調を訴えて落ち込むばかりだったので心温まる映画を

観ようと思いました。ちょっとドジだけと礼儀正しくてママレードが大好きな

子グマのパディントンがスクリーンに帰ってきました!! 

 

 


映画『パディントン2』予告篇(60秒)【吹替版】

 

パディントン2 (Paddington 2)

2017年公開  イギリス・フランス合作

上映時間 : 103分  配給 : スタジオカナル / キノフィルムズ

監督 : ポール・キング   音楽 : ダリオ・マリアネッリ

出演 : ベン・ウィショー  ヒュー・ボネヴィル  ヒュー・グラント

 

 

 ↓前作の感想はこちら

blueflag01.hateblo.jp

 

ざっくりとしたあらすじと感想

 

南米ペルーからロンドンへやってきた礼儀正しくママレードが大好きな子グマ・

パディントンは慣れない都会でちょっと大変な思いをしましたが、ブラウンさん

一家に引き取られ、ロンドンのウィンザー・ガーデンにて優しい街の人々(一部

相変わらず敵意満々のカリーさんがおりますが)と楽しく暮らしていました。

 

もうすぐペルーにいるルーシーおばさんの100歳の誕生日です。自分を育てて

くれた大好きなおばさんに最高のプレゼントをあげたいパディントンは、友達の

グルーバーさんの経営するアンティークショップで古い絵本を見つけました。

絵本から次々飛び出すロンドンの美しい名所の数々。ロンドンを見るのが夢だった

おばさんへの最高のプレゼントとなるでしょう! しかしとても貴重な絵本だから

とても高価なのです。パディントンは働いてお金を貯めようと決意しました。

 

最初は失敗もしたけれど、窓ふきのお仕事をやってみたら案外うまくいきました。

こつこつ貯金してもう少しで絵本が買えるという夜、アンティーク・ショップに

絵本を見に来たパディントンはお店に侵入する泥棒と遭遇します。なんと、泥棒は

パディントンが買うはずだった絵本を奪って逃げてしまいました。

 

絵本を盗んだ男を必死に追いかけるパディントンですが、逃げられてしまった上、

彼が絵本を盗んだと思い込んだ警察に逮捕されてしまいます。窃盗犯として裁判に

なり、無罪を立証できず、判事と相性が悪かったパディントンは有罪と認定され

刑務所に入れられてしまいました。

 

とても悲しくて、怖いけれど、ブラウンさん一家がきっと助けてくれる。気の荒い

囚人に囲まれても、ルーシー伯母さんの教えを守って礼儀正しく親切に接すれば、

きっと大丈夫と信じます。

 

パディントンの潔白を信じ、真犯人を捜し始めるブラウン一家。なかなか有力な

手がかりを得られないでいましたが、同じ頃、ロンドンの各地に奇妙な連中が

侵入を繰り返す怪事件が起こっていました。事件の場所と絵本に出てくる名所が

同じことに気付くと、やがて近所に住む1人の俳優が浮かび上がってきました。

犯人は本当にその男なのか…? 目的は…? 「飛び出す絵本」の秘密とは…?

 

パディントンの無実を証明し、ブラウンさんのおうちに帰り、おばさんに絵本を

プレゼントするための戦いが、今、始まります…!

 

 

※※※

 

 

親切な人はみんなから親切にしてもらえる。

どんな人にも良いところがある。

失礼な人はにらみつけてやる。

 

ルーシーおばさんの教えを守ってがんばる子グマ、パディントン

 

1作目も強烈でしたが、今回も逆に天才的に感じてしまう大失敗っぷりを見せて

くれます。ブラウンさん一家も引き続き登場し、それぞれの生き方を抱えながら

大切な家族・パディントンのために大奮闘。パディントンを苦しめる悪役を大物

俳優ヒュー・グラントが演じておられます。

 

悪気は無いのに失敗をしてしかられる、無実の罪で人々から冷たい視線を浴びる、

誤解から嫌われたと勘違いしてしまう…そもそもマーマレードもそれほど好きじゃ

無い…などと個人的に苦手とする要素がかなり含まれているのですが(ならどうして

観たのか? たまたま観たんです。1作目を観たなら2作目も観ないとね?)、もふ

もふパディントンが一生懸命働く姿、彼の優しさに包まれて幸せになる人々、キラ

キラしたステキな世界観や粋な台詞回し、丁寧な伏線張りの数々は捨てがたいもの

です。子ども向け映画あなどるべからず。

 

2回鑑賞した後でこの作品についての情報を集めたところ、自分で気づけなかった

こだわり…例えば登場人物の着ている服の色でパディントンの敵・味方が区別され

ていること、ところどころちりばめられたシンメトリー、有名映画のパロディなど

どんどん出てきました。これはもう一度観ねばならないな、と思ったのに、残念

ながらここ数日のPC不調につき(TVもDVDもPCで視聴するため)未だかなっており

ません。明日か明後日に観ます。

 

 

まさかりんご飴にあんな活用法があるとはね…! 本当に細部まで丁寧に楽しく

作りこまれた素敵な映画でした。