碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

萩原天晴「一日外出録ハンチョウ」 4巻

明日辺り放送大学単位認定試験の成績が発表されるはずですが、今日のところは学ぶ

ことの大切さとは遠く離れた…と思わせて案外知恵をしぼって人生を楽しんでる多重

債務者たちの全力余暇物語の感想です。結局4巻も買ってやんの。

 

中間管理録トネガワ」のアニメも毎週欠かさず観ています。トネガワを24話やる

よりトネガワとハンチョウを1週交代で12話ずつやっても良かったんじゃないの?

スタッフは別々で。そうすれば各話じっくり製作できるし…いや、同じスタッフで

やらされるだけかな。

 

1日外出録ハンチョウ(4) (ヤンマガKCスペシャル)

1日外出録ハンチョウ(4) (ヤンマガKCスペシャル)

 

1日外出録ハンチョウ 4巻

原作: 萩原天晴  漫画: 上原求・新井和也  協力: 福本伸行

発行 : ヤンマガKCスペシャル

講談社週刊ヤングマガジン」にて連載中

 

 

 

 ↓前巻の記事はこちら

blueflag01.hateblo.jp

 

ざっくりとしたあらすじと感想

 

地の獄、底の底…! 悪徳金融会社帝愛グループの抱える「地下王国」では、今日も

劣悪債務者達が借金返済のために過酷な労働に以下略(過去記事をご参照ください)

 

(福本節のあらすじ紹介は諦めました)

 

※※※

 

4巻ともなると、表紙に表わされているように主要登場キャラクターの個性が浮き

上がってまいります。いじられ役が定着したさくらんぼ沼川はともかく、薫らない薫

こと石和(いさわ)…彼は巻を重ねるごとにヤバくなっていきます。大槻氏はなぜ彼を

側近に? ひょっとして石和でもマシなくらいのレベルなのかしら地下の人たち…。

そんな底辺中の底辺人間の集まる場所でも、再会した昔の友人にひどい仕打ちができ

ない沼川は甘い人ですね。大槻氏は少し物足りないことでしょう。一方で、

 

宮本さんが3人いるってことは…… 沼川と石和が合体しても……

大した影響は無い……!!

 

…ってことで大槻氏は黒服・宮本さんをかなり信頼してるみたいです。カラオケ回

からしてもうすっかり大槻氏の相方っぽくなりました。そろそろ同僚や上司に怒られ

ないかしら。私、村下孝蔵は知ってるけど、というか好きだけど、ロージアはわかり

ません。聴けばわかるかな? 基本地下生活で月に1回程度、1日しか外出できない

でしょうに、いつのまに外界の情報を仕入れて恋ダ●スをマスターしたのかしらね、

大槻氏は…。

 

 

牡蠣回。個人的に牡蠣にさほど執着が無いので、「牡蠣バー」なるものが存在する

ことに驚きました。冬季限定? みんなそんなに牡蠣食べたいの?  牡蠣が「人間

本位の設計」という発想もありませんでした。そして次々畳み掛けてくる、怒濤の

牡蠣ラッシュ。この牡蠣にかける圧倒的情熱は何なの? そんなに牡蠣が尊いの?

でも、ここまで徹底的に牡蠣を推されたらこっちも納得してしまいます。馬鹿馬鹿

しいことを勢いに任せ大真面目にやって、しかも妙に説得力がある。ギャグマンガ

強みですね。でもコミックス発売が真夏じゃねぇ…。そしてノロウィルスには十分

ご注意下さい。

 

とはいえ相変わらず一般人の日常における細やかな感覚を共感しながら楽しませて

いただいているこの世界。伊藤開司が存在するかわからないけど「トネガワ」とは

繋がっているらしいこの世界、木村って名前の人やお店多くね? 4巻だけで2件も

木村ってつくお店が出てきたよ? そのうち1件は大槻氏が立ち寄った日に閉店した

「ラーメン木村」ですが、飲食店に限らず、最近の自営業・中小企業の後継者不足に

よる廃業はかなり深刻な社会問題になってるらしいですね…。

 

 

社会の荒波にもまれて時には遠くの静かな場所に行きたくなりながら、5巻の発売を

じっと待ちます。

 

 

 ↓今さらですが、ハンチョウの表紙は毎回トネガワを意識してるようです。

中間管理録トネガワ(4) (ヤングマガジンコミックス)

中間管理録トネガワ(4) (ヤングマガジンコミックス)

 

  

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