碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

諫山創「進撃の巨人」 24巻

このブログは週2回更新しようと決めていて、そのうち1回を現在まほよめ感想

枠に使用し、残り1回の枠に何を書くか…困ることもあれば書きたい作品が一気に

押し寄せて詰まることもあるし最近TSUTAYAのレンタコミックが新作3泊とか

始めたのでますますタイミングがつかみにくくなって…おかげで「鉄鼠の檻」2巻

感想を断念したり…そんなわけでやや遅れてしまった進撃の巨人24巻感想です。

登場人物紹介欄が完全にマーレ仕様になってます…。主人公はライナー。

 

 

進撃の巨人(24) (講談社コミックス)

進撃の巨人(24) (講談社コミックス)

 

進撃の巨人 24巻

著者:諌山創   発行:講談社マガジンKC

別冊少年マガジン連載中

 

 

↓前巻のあらすじはこちら 

blueflag01.hateblo.jp

 

ざっくりとしたあらすじと感想

 

ライナーは混乱していました。幼い頃、戦士になって「九つの巨人」を継ぎ「名誉

マーレ人」になれば母の願い通りマーレ人の父親と一緒に暮らせると信じて必死に

がんばったのに、父にとって自分たち母子の存在は消し去りたい過去でしかありま

せんでした。それでもなんとか「鎧の巨人」を継承し、マーレの命じるまま他の

継承者たちとともに「始祖の巨人」奪還のためパラディ島に潜入しましたが、リー

ダー格のマルセルは自分の弟を継承者にしたくなくてライナーを過度に推したと

詫びた直後にライナーをかばい巨人(=ユミル)に食べられてしまいました。そも

そも「九つの巨人」継承者とはいえ10歳程度の子ども4人だけで始祖の巨人を

奪ってこいとか無茶ぶりすぎた…。しかし残ったベルトルトやアニとの問答の結果

作戦を続行することに。ライナーは自分がマルセルの代わりになると決意します。

 

巨人化して移動しながらやっと壁にたどり着いた彼らはウォール・マリアを破壊、

難民になりすまして壁の内部に入り込みました。フリッツ王家の内情を探りつつ

開拓地から訓練兵団へ。さらにもう一つの壁を破る作戦を実行中に、訓練兵仲間の

エレンが巨人化した姿を目撃し、そしてー

 

何が正しくて何が間違っているのか。壁の中にいるのは「パラディ島の悪魔」では

なく、自分たちと同じ心を持った人間だった。何を信じたらいいのか。自分は何者

なのか。どこに立てばよいのか…。大人の都合に振り回され続けて混乱し消耗した

ライナーの精神は己の命すら投げ出しかけますが、自分を慕う後輩たちを見放す

こともできませんでした…。

 

新たな戦士候補生のファルコは同胞を、そして仲間の少女・ガビを悲惨な運命から

救うために自分が「鎧の巨人」の継承者になろうとがんばりますが、ガビの優位を

ゆるがせず悩んでいました。しかし収容区内の病院に入院する青年・クルーガーに

励まされたことで少し前向きになることができました(でも、彼の気持ちはガビに

全く届いておりません)。クルーガーと親しくなるにつれちょっとしたおつかいを

お願いされるようになります。自称・記憶喪失のクルーガーは戦士長・ジークの

祖父イェーガー医師からファルコを利用するのはやめて家族の元に帰るようにと

諭されます。逆にクルーガーから家族のことを尋ねられたイェーガ―氏は、それ

までの穏やかな様子が一変し錯乱状態に…老人は、過去の息子の行動とその結果を

未だ受け止めきれずにいたのです。

 

エルディア人を忌み嫌いながら戦力として頼り切っていたマーレ人。全てを「島の

悪魔」のせいにしてマーレの言いなりになり、戦争に荷担してきたエルディア人。

近代兵器の発達に乗り遅れたマーレ国の運命は風前の灯火、今さらパラディ島を

攻めた所で…と疑問の声が上がるのは当然でした。そもそも攻めるにもまともな

作戦立案能力を持つマーレ軍将校もほとんどいないようでした。そんなマーレの

切り札は「タイバー家」。かつてのエルディア帝国に最初に反旗を翻し、マーレに

味方した「九つの巨人」の一つ「戦槌(せんつい)の巨人」を持つ一族です。彼らは

自分たちの巨人の力を一度も他国に振るったことが無く、エルディア人であり

ながら英雄の一族としてマーレでも特別扱いされてきました。彼らの口から世界へ

向けて「パラディ島の悪魔」の危険性を発信するのだそうです。

 

このタイバー家の当主・ヴィリーとエルディア人戦士隊のマガト隊長(マーレ人)は

行き詰まったマーレ人とエルディア人の未来を救うため、マーレ国の実権を握る

べく手を組んで行動を開始するのでした。

 

タイバー家当主ヴィリーの招きに応じた各国の要人たちを迎えたレベリオ収容区

にて、まもなく祝典が開催されます。生まれて初めてのお祭りに朝からはしゃぐ

幼い候補生たち。何かが変わる予感がする。待ち受けるものは、はたして…。

 

 

※※※

 

 

ライナー視点で語られる、ウォール・マリア崩壊の真相。長らく不明だった点が

一気に明かされました。アニ、めっちゃ苦労してたんじゃん…!! 回想の中であの

ケニーさんが再登場しました。やっぱ映画みたいにかっこいい人だな-。

 

細かいことですが、マーレ人も「女型の巨人」「超大型巨人」「鎧の巨人」など、

何も知らないはずのパラディ島の面々と同じ呼び方をするんですね。後者二つは

ウォール・マリア陥落後に事情を知る支配者層がこっそりつけたものと推測も可能

でしたけど、「女型の巨人」は? 全く同じ呼び方が思いつくもの? 女型巨人の

前例がいたの? 何だかんだエルディア人同士、無意識に連結してるってことなの

かしらね…。

 

 

恒例のウソ予告は引き続き進撃のスクールカースト・謎の掃除夫リヴァイ編。

 

日めくり兵長 元々結構しゃべるリヴァイの卓上万年カレンダー

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