碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

藤崎竜「銀河英雄伝説」 6巻

放送大学の単位認定試験が近いので時短モードを続けております。今回もちゃんと

試験勉強しないとヤバそうな科目が1つありましてね…あと1週間、がんばろ…

 

銀河の歴史をゆるがしたシスコン英雄伝説のコミカライズ21世紀版6巻目です。

表紙のパターンが変わっちゃった。ユリアンとは言わないけどフレーゲルだったら

面白かったかも…そんな6巻目です。相変わらず原作未読・アニメ未視聴(ただしある

程度の展開はwikiって知ってる)ですが、ストーリー的にあまり進んでない…らしい。

 

 ↓前巻の記事です

blueflag01.hateblo.jp

 

銀河英雄伝説  6巻

 原作: 田中芳樹(創元SF文庫)  作画: 藤崎竜

発行: 集英社  ヤングジャンプコミックス

週刊ヤングジャンプ」連載中

 

 

ざっくりとしたあらすじ

 

「私たちはいま 英雄が誕生する瞬間を目撃しているのかもしれない!」

 

下級貴族出身のくせに容姿端麗・頭脳明晰・冷静沈着(案外そうでもない)・高慢ちきと

全く可愛げの無い”金髪の孺子(こぞう)”ことラインハルト・フォン・ミューゼル20歳

そこそこは広大な銀河帝国でも屈指の大貴族ブラウンシュヴァイク家の恨みを買い、

その走狗たるフレーゲル男爵の策謀により敵:自由惑星同盟の大艦隊に手持ちの少数の

艦隊で立ち向かうように仕向けられて絶体絶命かと思いきやまたしてもうまく乗り切り

やがった功績でとうとう上級大将の位とローエングラム伯爵家の家名をついで大貴族の

仲間入りを果たして将兵から尊敬されてますます調子づきやがって早くアイツをなん

とかしなければ…(自分以外の)誰かがやってくれるに違いない。

 

…というわけで、暑苦しいビッテンフェルト准将の暑苦しい叫びから始まる6巻、

第四次ティアマト会戦にてまた大活躍した英雄ラインハルト・フォン・ミューゼルは

これより先ラインハルト・フォン・ローエングラムと名乗って生きていきます。娘を

売った恥ずべき男の家名などいらん! という色あせぬシスコン的な意味で喜んで

いるようです。大将の上に上級大将までいるとは。前巻のミッタ―マイヤーの件で、

いくら大貴族でも将官クラスを簡単に葬れるもんだろうか? と疑問に思いましたが、

舞台が現代地球とはまったく規模の違う銀河世界だから准将、少将クラス程度なら

掃いて捨てるほどいるのでしょうね。会戦の死者数の桁といい、この感覚の差は

なかなか慣れません…。

 

堂々たる老元帥ミュッケンベルガー氏は退役を決意しました。舞台を降りる者、上る

者が言葉を交わさず行き違う階段のシーンはなかなか良いですね。お互い決して好き

ではなかったでしょうが、恨みを引きずるほどでも無いということでこのまま退場

かな? 引き際を心得るのも立派な才能でしょう。もう少し見たかったけれど。あの

ハイソックス履いてるみたいに見える軍服は若者ならともかく年齢を重ねたりゴツい

外見の人には全く似合ってないけどね…(と思ったら6巻に登場したアウトローの人は

履いていませんでした)。

 

一つの戦いが終わったのにすぐに次の戦い「アスターテ会戦」が始まります。前回の

会戦においてはっきりと存在を示し、今回は総司令官として出陣したラインハルトは

もちろん、ラインハルトの策に翻弄された上に同盟軍内の政治的思惑まで加わった

結果、引っ張られるように歴史の表舞台に出ざるをえなくなったヤン・ウェンリー

将兵ばかりか裏方の非戦闘員も含めた数多の命を守るために。優しい人ですね。

 

一方でいかにも気の良いアメリカンな親友っぽいキャラのラップさんは「この戦いが

終わったら結婚するんだ」な死亡フラグから逃げられず宇宙に散りました…。回想に

出てきたヤン准将のお父さんはいかにも中華系っぽいヒゲをしていましたね。自由

惑星同盟はいろんな人種の出身者が混合しております。銀河帝国は白人ばかり…

規模からして不自然だけど、多分理由があるんでしょう。両陣営間でしばしば亡命

者がいるようですが、通り道が一つしかないって話なのにどうやるんだろ?

 

…で、フレーゲルの懲りない暗躍によりラインハルトに押しつけられためんどくさい

五提督もまた仰々しいドイツ系の名前の人たち。え~っと、エルラッハ、ファーレン

ハイト、シュターデン、フォーゲル、メルカッツ…って覚えられるかよ!! そろそろ

本格的に読むのが苦しくなってきました。年表と人物をメモすればがんばれる…?

 

…そこまでするのはちょっと苦しい…どうしようかな…。