碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

魔法使いの嫁 SupplementⅠ

記念すべき100記事目に達しましたが近頃あまり余裕がありませんで…。

 

ヤマザキコレ魔法使いの嫁」の唯一無二の”公式副読本”その1です。 作中の用語、

魔術や神話、台詞等について詳細に解説し「魔法使いの嫁」の世界への理解を深め

ようという一冊です。原作者監修。176ページのけっこうなボリュームです。

がっつり読み込めます。(実はまだ完読しておりません)

 

 

 

google翻訳さんによるとsupplement→補足、補充、付け足し、サプリメント…的な

意味だそうです。Ⅰ巻はコミックス3巻までの「補足」となっております。ケルト

神話などの「元ネタ」を紹介しつつも「魔法使いの嫁」オリジナル設定を尊重し、

並列して記述されています。 私は良く知らないのですが「ウルタールの猫」にも

クトゥルフ神話の流れを汲む原型があったんですね。他にも、例えば西洋と日本の

「水」に対する意識の違いなども参考になります。よく考え込まれてるんだなぁ…。

それと英語力皆無のため各話のサブタイトルの意味を教えてくれるのがありがたい

です。蜂蜜酒<ミード>の解説、入手方法まで…飲んでみたくなりました。

 

妖精の女王ティターニアとその夫オベロンのイメージはシェークスピアの「夏の夜の

夢」から引っ張られて来たというのはぼんやりと知っていましたけれど、最近は

真夏の夜の夢」と訳さなくなったんですって…。

 

そんな膨大な「補足」に目を通すことによって何気なくスルーしていた背景や台詞

にも実は細かな意味があったと知り、改めてまほよめの練り込まれた世界観を感じ、

マンガを製作することの大変さを思い知ります。資料を集め、物語を考え、自ら絵を

描き、マンガとしての構成も考えねばならない…作画と原作者が別れているならまだ

しも、一人で全てやるとなると…世の中のマンガ一つ一つが作者の苦心の果実だと

思うと、気に入らないからって安易に切り捨てるのは申し訳なくなりますが、

だからって全部受け入れてられないし…う~ん。

 

 

今回「唯一の公式副読本」と言いつつ来月には「ガイドブック」が出るという、出版

不況の中であらゆる手段で集金を目論む出版社の必死さに辟易としつつも、こちらは

また異なる趣きになるのでしょうか。アニメは10月より放送開始。ノベルも2冊

出ます。SupplementⅡ~の発売については未定のようですね。どこまでつきあえるか

不明です…。