碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

映画「貞子vs伽椰子」

今週末は外出するため更新を休みます。んで、TSUTAYAに行けないから今日は

どうしようかな…と考えた結果、アマゾンプライムの恩恵を受けることにしました。

Amazonvideoからそれなりに知名度がありそうなさっくり観られる尺の一作品選択。

夏だからホラーってことにしときます…。(「新・のび太の日本誕生」と迷いました)

 

ジャパニーズ・ホラーを代表する怖い女幽霊と怖い女幽霊を対決させたらどうなる?

という話。「リング」と「呪怨」両方のシリーズをある程度把握してるので、詳しく

説明せずに時短モードでさらっと書きます。

 

www.youtube.com

貞子vs伽椰子

2016年公開   上映時間: 99分

原作: 鈴木光司

監督: 白石晃士   音楽: 遠藤浩二 

出演: 山本美月  玉城ティナ  安藤政信 他

 

 

女子大生がリサイクルショップで買ったビデオデッキには運悪く「呪いのビデオ」が

入っていました。浅はかにも友人に観せてしまったため、通っている大学の都市

伝説に詳しい教授(ややマッド寄り)に助けを求めました。高名な霊能者の所につれて

行かれお祓いを受けますが、貞子の呪いはあまりにも強く…。

 

一方で、運の悪いことに入ったら死ぬと噂される「呪いの家」の隣に引っ越して

しまった女子高生はどんどん家に引き寄せられて… と、そんな感じのあらすじです。

 

かつて日本国民を恐怖のどん底に突き落とした「呪いのビデオ」。ビデオテープの

衰退とともに忘れ去られたはずの都市伝説が再び蘇りました。貞子なりに高速化した

現代社会に適応したのか、今回ビデオを観てから貞子に呪い殺されるまでの時間は

わずか2日。たった2日じゃ貞子の秘密を探る時間などないわけです。伽椰子も

同じく、「人」としての掘り下げは全くと言っていいほどされません。シリーズが

続くにつれて両者ともすっかりキャラクター的な存在になりました。そしてこれまた

キャラクター的な口と態度の悪い男&口と態度の悪い盲目の少女な霊能力者コンビが

現れまして、彼らならなんとかしてくれそうな雰囲気を漂わせますが…

 

「化けモンには化けモンをぶつけんだよ!」

 

…というわけで最怖の怨霊二人をぶつけて相討ち狙い→呪いが解ける!なんて無茶な

試みに挑戦するわけですよ。言葉を発さず、殺意以外何も無い悪霊が髪を振り乱して

喰らい合う。はたして戦いの行方は…? あ、二人の悪霊と言ってますが伽椰子には

俊雄君がついてます。俊雄君も悪意が増しています…。

 

元々のねっとりじめじめしたホラースタイルが好きな方が観るとがっかりするかも。

当然ですがハッピーエンド以外は心が受け付けない方も観ないでね…?

 

二人ともかなり問答無用で呪い殺しにかかってくるタチが悪い怨霊だけど、伽椰子は

一応家の中に入らなければセーフ(近づくと心が引っ張られるようですが)、貞子も

ビデオを全部観なければセーフ…のようです。ただし今回はダビングして他人に見せ

てもダメだそうです。自分で死のうとしてもダメ。逃げられません。

 

 

見てはいけないもの。入ってはいけない場所。触れてはいけないもの。

人間の力ではどうすることもできない、決して踏み込んではいけない世界は日常の

すぐ隣に存在し、こちらを呼んでいるのです。警告を無視し、面白半分で入り込み

自滅するだけならまだしも、死の恐怖に追い詰められたあまり、または中途半端に

抗おうとしために自ら不幸を広げる役割を担ってしまったら本当に救いが無い…。

 

 

劇場版一作目の伽椰子は本当に怖かったです。仏壇から出てくるところ(反則)と監視

カメラ越しに睨んでくるところが特に怖い! …と語り始めるとキリが無いからここ

までにしておきます。