碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

進撃の巨人 Before the fall 11巻

現在進行のエレンたちは自分たちの世界の秘密を知って愕然としておりますが、 外伝は

真実を何一つ知らないまま、それでも現状を良くするために必死に戦った人たちのお話

です。壁の中に逃げ込んでから100年経ってるなら壁の中で生まれ、兵士にならず、

世界に何も疑問を持たないまま壁の中で寿命を迎えて死んだ人も無数にいるはず。

それはそれで幸福な人生だったかもしれませんね。

 

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進撃の巨人 Before the fall 11巻

原作:諌山創  小説版原作:涼風 涼  漫画:士貴智志 

小説版キャラクターデザイン:THORES 柴本

発行:講談社  シリウスKC  月刊少年シリウス連載中

 

 

元天才技師・アンヘルの回想が続いております。巨人によって助手のコリーナを失った 

アンヘルの憎悪にかられた行動が調査兵団の運命を変えることに…と言いたいところ

ながら、思うように変わらなかったと受け止め、行き所を失った憎悪が絶望に変わって

しまいました。それから15年もの彼の心の空白はシャルルの言葉に再び突き動かされ

ました。自分が発明を始めたきっかけ、幼い頃、二人の友と並んで生きていきたいと

願ったことを思い出し…かつてのアンヘルはアルミンのポジションだったようです。

 

シャルルは晴れてアンヘルを工房へ連れ戻すことに成功しました。ヒゲをそったら

やっぱり美男子でした。地下都市で出会った人々の出番はこれで終わりなのかしら?

ちょっと寂しいですね。それともやっぱり兄さんが妨害してくるかしら?

 

一方、ようやく川に落ちたキュクロの安否がわかります。河原で倒れていたところを

訓練兵たちに発見され、治療を受けていました。訳ありの身であるキュクロを内緒で

保護してくれてる訓練兵たちの中にはキュクロの知人である駐屯兵団のマリアさん

娘・ローザの姿も。ローザの父親は15年前アンヘルを助けるために死んだ親友ソルム

であり、マリアもアンヘルの友人でした。母に反対されてるにもかかわらず調査兵団

志望のローザは近々「英雄ホルヘ」が来訪することを告げます。ホルヘに会うことが

できれば…キュクロはローザたちと協力しあうことに。しかし反体制派の残党狩りを

している憲兵団がキュクロがかくまわれている小屋に近づき…

 

まったくどうでもいい話ですが、登場人物紹介ページのカルロさんとシャビィが上下で

同じドヤ顔をしていて面白いです。

 

「マンガ」というものに慣れきってる人間にとっては、予定調和と言いますか、

アンヘルが目覚めることもキュクロが生きてることも 、マンガとしてそりゃそうだろう

な、という予測範囲を出ないので特別印象に残らない巻でした。後はキュクロが

出会ったローザと仲間の訓練兵たちがどの程度キャラを発揮するのか気になるところ。

なんか誰か一人は裏切りそうな気がする…。次巻に期待。

 

進撃の巨人 Before the fall(11) (シリウスKC)

進撃の巨人 Before the fall(11) (シリウスKC)