碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

進撃の巨人 21巻

 「進撃の巨人」21巻の感想です。衝撃のネタバレ含みます。 

 

 ↓ストーリー全体のあらすじは前巻の記事に書きました。

blueflag01.hateblo.jp

 

進撃の巨人 21巻

著者:諌山創   発行:講談社マガジンKC

月刊少年マガジン連載中

進撃の巨人(21) (講談社コミックス)

進撃の巨人(21) (講談社コミックス)

 

 

アルミンの捨て身の策により、超大型巨人=ベルトルトの身柄を確保したエレンたち。

まだ息があるアルミンに巨人化薬を投与しベルトルトを喰わせれば、命は助かります。

しかし、獣の巨人を倒すために突撃した新兵の生き残りが瀕死のエルヴィンを運んで

きました。巨人化薬を誰に使うか決めるのはリヴァイ兵長。団長であるエルヴィンを

助けようとするリヴァイですが、エレンとミカサはアルミンを…

 

…かつての仲間を喰らわせることで助けられるのはたった一人だけ。それぞれにとって

かけがえのない大切な人。誰を生かすか、彼らは辛すぎる選択をしなければなりません

でした。選択した者の責任、助けられた者の責任…。この悲痛な葛藤はとても言葉で

書き表せないから省略します。ただ…

 

 

―あぁモブリット…!! あんた立派だ! 副官の鑑だ!! 好きだった!!

 

 

あまりにも多くの犠牲を払い、エレンはとうとう「地下室」にたどりつきました。

発見したのはエレンの父・グリシャの手記。あらかじめネット等で得ていたおおまかな

情報からしてうまくまとめる自信が全然なかったけれど、この巻で語られる範囲は

だいたいこんな感じです。

 

● 壁の外の人類は絶えてなどいない。立派な文明社会が築かれている。

  (写真や飛行船が存在することから19世紀末~20世紀初頭程度)

 

● かつてユミル・フリッツが大地の悪魔から授かった巨人の力を受け継いだ民族

 (エルディア人)の帝国が千年以上にわたって周辺民族を虐げていたが、あるとき

  被征服民(マーレ人)に反撃され滅亡し、今では逆に『悪魔の血』と忌み嫌われ

  弾圧・差別される存在になっていた。

 

● グリシャはそのエルディア人の末裔であり、家族や同胞と同じように隔離地区に

  押し込められ、不当な扱いを受けていた。さらに幼い妹を惨殺されたことで

  マーレ人を憎み、エルディア人復権を掲げる地下組織に身を投じた。マーレ側の

  『フクロウ』と呼ばれる内通者が姿を見せないまま彼らの活動を支援していた。

 

● マーレ政府に対して反感を持つ危険分子は『楽園』へ送られるとのこと。

 

● 巨人たちを率いる力を持つ『始祖の巨人』(=座標?)を受け継いだ王家の一派が 

  争いを避けて逃げ込んだ島・パラディ島がエレンたちが今暮らしている場所。

  『始祖の巨人』を含めて9つの巨人の力の内、7つをマーレ側が握っていた。

  (超大型巨人や鎧の巨人などの知性を持った巨人になる薬に関係が?)

 

● パラディ島に逃げ込んだエルディア王家と袂を分かち大陸に残った王家の一族の

  最後の一人である女性とグリシャが結婚して産まれたのがジーク(=獣の巨人)。

 

● パラディ島に眠る資源が欲しいマーレ政府は、自分たちが保存していた七つの

  巨人の力を継承させ島に攻め入る戦士を養成する為、エルディア人に子どもたちを

  提供するよう求めた。

 

● パラディ島の壁の中に籠もるフリッツ王家から『始祖の巨人』の力を奪取したい

  エルディア復権派の思惑から、グリシャはまだ幼い息子ジークをマーレ側に送り

  込んだ。しかしジークは…

 

実写映画化の際に製作者と原作者様の間で「エレンに兄がいる」ことを共有していたの

かしら。壁=自分たちの世界の外に文明世界が存在した、怪物化する人間、次々倒れる

仲間たちなど、なんとなく「クレイモア」ってマンガとの共通点を見いだしています。

クレイモアの戦士は外の世界に干渉しないことを選びましたが、エレンたちは…?

衝撃の余韻を残したまま次巻へ。4月7日発売予定です。

 

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