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碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

真田丸 「最終回」

大河ドラマ 歴史 真田丸

 

大河ドラマ真田丸」最終回のざっくりとしたあらすじと感想です。放送時間10分

拡大です。字幕つけて観た方が話を理解しやすいと今さら気付きました。

 

とうとう終わっちゃいますね…このドラマを毎週観られた一年間、とても楽しかった

です。三谷さんや出演者さま、製作に携わったみなさま、ありがとう!

 

BS先行放送が始まる少し前の時間にNHK地上派で放送した「ダメ田十勇士」って短い

ドラマはみんな幸村が好きって以外よく分からないままでした。

 

 

大阪から江戸への帰路の途上、さる尼寺に一夜の宿をお願いした信之。どういう

偶然か、領国に帰る途中という本多正信じいちゃんと相部屋になってしまいました。

一応、江戸にいるはずの信之の行動についてのツッコミは入りませんが…。分かってて

スルーしてくださるのでしょう。優しいところもあります。

 

大阪は決戦前夜です。酒盛りする部下の一般兵たち(さっきのダメ田十勇士?)に声を

かける幸村。負けるに決まってるけど真田さまのためなら命を惜しまないという

彼らに、自分は命が惜しいから帰ってくる、お前たちも命を惜しみ、勝ってこいと

告げます。幸村のために戦いたい気持ちが倍増するわけですね。

 

その足で、膳所(厨<くりや>の方が正しいようですすみません)に赴きスパイだった

じいさんに詰め寄る幸村と佐助。(目撃者の始末が杜撰すぎ!) …彼が家族を失った

原因は秀吉でした。憎い豊臣家と大阪城の最後を見届けるために今日までとどまって

いたそうです。幸村たちの手にかかるまでもなく、己の身体に刃物を埋め込む老人は、

笑っていました…。

 

決戦前も恒例の秀頼さまと御前軍議です。大蔵卿局はいません。策を述べ、ここぞと

いう時に秀頼さまに出陣していただきたい。必ずや家康の首、とってみせると牢人衆が

請け負えば、秀頼さまも乗り気です。

 

忙しい幸村は滅びの悪夢に悩まされる茶々もフォローするために対面します。彼女には

誇り高い死よりも誇り高く生きてもらいたいのですが、死への恐怖が頭から離れず、

虚ろと恐怖の狭間をさまよっています。幸村だって、彼女の魂を救いたい気持ちは

あったでしょう。悪い夢を終わらせてあげたい…。

 

この左衛門佐が悪夢から連れ戻してあげるから、家康の首を取ることさえできれば

いくさは終わるから、先のことを任せたと。幸村自身は明日死ぬつもりだと気付いた

茶々はまた取り乱すも、幸村は茶々がこれから取るべきことを淡々と告げていきます。

彼女はどうにか頷きますが、負けた時の話をされるとまた息が乱れます。和睦の使者

して千姫を秀忠の元に遣わしなさい…きっと夫と義母(伯母)の助命を願うはず。望みを

捨てなかった者にのみ、道は開けるのです…。

 

ひととおり仕事を終え、いよいよ作兵衛に手伝われて具足を身にまとう幸村。彼は

自分がこの世にいた証を残したかったのです。それは己が決めるのでは無く、時が

決める…とは内記さんの言(戻ってました)。真田左衛門佐幸村の名は日の本一の兵と

して後の世まで語り継がれるに違いないと太鼓判。大切なのは、死に方でなく、いかに

生きたか…手の内の六文銭を見つめる幸村。庭で鳴き出した早蝉…。

 

さぁ、出陣です。5月7日(旧暦)早朝。茶臼山に陣を構えてる真田隊。少し離れた

陣地で相変わらず祈ってるマイペースな明石隊。

 

茶臼山の様子を見に行くと秀頼さまの傍を離れる大野治長。戦場で会おうと言う秀頼

さまの表情はこわばって、震えています…目を離して大丈夫かな?

 

茶々ときりさん。”源次郎さま”が勝つと言うなら勝つと信じられる二人。茶々から

源次郎との間柄を突っ込まれて、「腐れ縁」と答えてさらに笑う。出会う機会が違えば

もっと仲良くなれたかもしれませんね。

 

大阪方が動かず、家康の陣では策を検討中。秀頼さまが出馬したら自軍の豊臣恩顧の

大名が迷うかもしれない。それは困る。本多正信の息子正純の案で、今度は幸村の内

通の噂を流すという…。

 

茶臼山に様子を見に来て、千生瓢箪の馬印を持ってきたから秀頼さま出陣と見せかける

ことはできるよね。なんて言い出す大野・兄。ダベってたら松平忠直隊が毛利隊に

鉄砲を撃ち込みました。早すぎるけれど、そのまま戦闘に突入します。

 

心配した通り、大阪城内では大蔵卿局が秀頼さまを引き留めていました。幸村内通の

噂に動揺していたのです。罠かもしれない。城を出てはならないと。

 

毛利隊が徳川方に猛攻を加え、徳川方の真田の陣(紫色の六文銭)に近づいています。

信之の長男の方は叔父の部隊との戦いを避けようとしましたが、納得いかない次男が

飛び出していきます…。

 

毛利隊が切り崩した徳川の陣へ攻めかかろうとする幸村。まだ出てこない秀頼さまに

出陣を催促するため息子の大助をやろうとしますが、大助は父と一緒に戦いたいと

拒みます。でも負傷したお前は足手まといだから、と突き放します。別れ際、成長した

息子の顔をじっと見つめて。

 

厨のじいさんはまだ生きていました。秀頼さまの御前に引き出され、自分の傷を、

自分の罪を幸村になすりつけます。幸村を信じていたのに、呆然とする秀頼さま…。

 

信之の次男は衝動のまま飛び出した結果自軍に犠牲が出たことを後見役の老将たちに

責められますが、兄がかばいます…それがどうにも悔しいらしい次男が陣を離れると、

ちょうど幸村の軍団が現れて、とうとう六文銭同士が争うことに…。三十郎の突撃を

受け流し、そのまま駆け去る赤い騎影へ叫び涙を流す三十郎…ただ一心に家康の本陣

めがけて進む、進む真田の赤い旗。BGMにメインテーマ。こりゃかっこいいよ。

 

…残念ながら、太陽の出ている時間帯の大規模な戦闘シーンとしては両軍とも兵の数が

少なくていまいち迫力不足です。最後までいくさの描写はいまいちなドラマでしたね。

 

幸村の強襲を知った家康は威厳もへったくれもなく陣を飛び出し一目散に逃げます、

いつかの”伊賀越え”の時のように。腹を切ろうとまでするうろたえっぷりです…。

流れに乗って大野・弟は秀忠の本陣に襲いかかりました。こっちも大野・弟の顔が怖い

ためか秀忠はとっとと逃げちゃいます。逃げるは恥だが以下略。

 

よし、優勢だ、いける! 豊臣勝てる! 今こそ秀頼さまご出馬の時…!!

大野治長が例の秀頼さまの馬印を持って城に戻ろうとしたことで、退却と勘違いした

大阪方の兵が動揺し、厨のじいさんが最後の力を振り絞って城内に火を放ちました。

城から煙が上がるのを目撃した家康はやはり戦国の生き残り、今こそ好機と判断し、

即座に陣を立て直して反撃を開始します。真田隊に襲いかかる井伊隊と藤堂隊…。

 

秀頼さまがあぁでもないこうでもないと出陣を迷っていた間に刻々と変わる戦況。

大阪方も流れが徳川方に戻ってしまったことを理解したのです。幸村や毛利さんの

救援に駆けつけようとした明石隊も押し返され、やっぱり祈っていました。

 

作兵衛が幸村をかばって銃弾を浴びました。太閤殿下の具足を背後にする秀頼さまは

それでも武士らしく戦いたい、行くと言ったけど、茶々にさえぎられてしまいました。

まだ生きるための策がある、望みを捨てなかった者のみ、道は開ける…! 事実上

敗戦を認めたようなもんですが、秀頼さまも太閤秀吉の後継者として精一杯気を張って

いたけれど、本当は戦場に出ることが怖かったのかもしれません。

 

そして、生き残るための最後の策として炎に包まれる大阪城から千姫を脱出させる

きりさん。徳川兵はすでに城内まで入り込んでいました。大助を秀頼さまのところへ

行かせ、老骨を押して壁となる内記さん。しかし…昌幸の位牌を抱いて…

 

収穫前に敵に踏み荒らされた作兵衛の畑。激怒し徳川兵に斬りかかる作兵衛生きてた。

…でも少し遅くなっただけでした。最期に想ったのは我が娘のように育てた姪のすえと

妹の梅…。

 

古参の人たちが次々と…!!

 

千姫と一緒に脱出したきりさんは幸村が戦場を駆ける姿を目にしました。彼はまだ

家康の首を取ることを諦めていませんでした。とうとうたどり着きます、家康の元に。

たった一騎で。そしてかまえる馬上筒。一発目、外す。二発目…家康は逃げません

でした。

 

ー殺したいなら殺せ。もはや自分を殺したところで何も変わらない。徳川の世はすでに

盤石、豊臣の天下には戻らない。いくさで雌雄を決する世は終わった、おぬしのような

戦いの中でしか己の生きた証が得られない者に生きていくところなど無い…!!

 

ーそのようなことは百も承知!だけど、私はお前を討ち果たさなければならないのだ、

父のため、友のため、死んでいった愛する者たちのために…!

 

…しかし、彼はその銃弾を放つことができませんでした。秀忠が救援に現れたのです。

作品的にイヤなヤツで終わった秀忠ですが、彼が現れたことこそ、徳川の世が次代に

受け継がれていく証でなくてなんでしょう…? 幸村は佐助の援護を受け、退却する

隙を狙いますが…。

 

幸村の最後の戦いを見届ける伊達・上杉…。景勝さまは涙をうかべて別れをつげます。

 

ナレ死”送りにされたはずの片桐且元さんを迎えて大阪の有様を聞いた高台院(寧)さま。

すべては夢のまた夢…。苦悩に満ちた且元さんに茶を勧めます。

 

それでも夕暮れまで生きてた幸村と佐助。神社でぐったり疲れ果てていました。通り

かかった徳川兵をだまし討ちのように片付けますが、もうここまでです。腹を切る

ために佐助に介錯を頼みます。長い付き合いだった佐助ももう55歳で、疲れて、

全身が痛い。でも、主への最後の役目が残っています…。

 

黄昏の、天守が焼け落ちようとしてる大阪城のある一間に暗く押し黙った重臣方が

居並びました…それぞれが悪意無く小さな、しかし取り返しのつかない行動を積み

重ね、あとはもう逃れられないただ一つの運命が残るだけでした。

 

父と祖父に迎えられた千姫は笑顔。あぁ、もう豊臣のことなんてどうでもよくなったな

こりゃ…だって彼女と秀頼さまや茶々の心の交流なんかほとんど描かれなかったし、

幸村も千姫のあの様子を見てどうして豊臣の助命に尽力すると信じられたのか。人の

心に疎い面もある男でしたね…。その男を愛したきりさんは一礼して徳川の陣を離れ

ます。おそらく茶々に付き合うために。

 

空を眺めながら今頃我が一族がどうしているかな~なんて思い浮かべていた幸村は、

もはや生ききって、微笑みを浮かべながら目を閉じ…。

 

 

本多正信に同行し、領国に案内された信之。人の心をよく知る正信は領民に慕われて

いるようです。領民に無理をさせず、楽もさせず、年貢はきっちり取り立てる。しかし

領主は決してぜいたくをしない…国づくりの基本を学んだ信之。そこに大阪から火急の

知らせが入り、正信は城に戻ります。信之は六文銭を手に、弟の死を感じたのでした。

 

 

「参るぞ」

 

 

…長い物語が終わりました。

 

 

メインテーマとともにこれまでの信繁と懐かしい人たちの道程を見送ります。

後に松代藩に転封された真田信之徳川幕府が倒れるきっかけとなる佐久間象山

生む地となったのは、ずっと遠い先の話…。

 

茶々たちの運命は、真田丸紀行でさっと語られるにとどまりました。

総集編は12月30日の午後12時15分からです。そこでフォローされるかしら…?

 (そういえば桃の木…)

 

NHK大河ドラマ 真田丸 オリジナル・サウンドトラック THE BEST

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途中から始めた感想記事でしたが、読んでくださった方々に深く感謝いたします。

かなりいいかげんなダラダラした文章になってしまい申し訳ありませんでした。

そして1月からは新しいドラマが始まります。「おんな城主 直虎」音楽は菅野よう子

さんなんだー!!