碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

真田丸 第46回「砲弾」

大河ドラマ真田丸」第46回感想です。高台院(寧)さまは太閤殿下死後再登場しない

まま終わってしまうんでしょうか? 俗世を離れて引きこもり、何を思うのか…。

 

 

 

上杉景勝様に「日本一の兵(ツワモノ)」と認められた真田左衛門佐幸村が陣取る

真田丸の存在が邪魔すぎて大御所様はご立腹、エゲレス製大筒の到着を待っている間に

次の作戦を練ります。まずは30万の兵を3つに分け、兵たちに交代で一晩中鬨の声を

上げさせるとのことです。

 

勝利にはしゃぐ秀頼さまはこの勢いに乗って家康の本陣に総攻めできるんじゃないかと

期待しますが、幸村は時期尚早、味方の損失が大きいとして守りを徹することを提言。

大阪城を見事守りきり、敵内部の変心を待つと。亡き父のため、大阪城を守り安寧な

世を守りたい、父を超えたい、そのために力を貸して欲しい…だから気になることは

何でも言って欲しいと願う秀頼さまに、幸村が願ったのは己の言葉の重みを知って

欲しいと。母の言葉に惑わされずに、大阪城の主として毅然とすること。

 

毎夜城の外から轟く兵の声に、大阪城内の人々は動揺します。幸村たちが兵を元気づけ

たり、女衆にはきりさんがこっちを怖がらせたいだけ!と安心させてあげますが、

茶々さまはいくさにうんざりぎみです。秀頼が無事なら十分なのにと…。

 

終わりの見えない戦の渦中、茶々の妹・初は姉を案じています。秀頼が無事ならそれで

いいと言いながら、本当は自分が両親と同じように城とともに死ぬことを望んでいるの

ではないかと。姉を救って欲しい、と幸村に頼みます。

 

場所変わって江戸の真田屋敷。信之が平野さんに対面中。例え大名になれなかったとは

いえ賤ヶ岳の七本槍の一人としての矜持を、亡き太閤殿下の恩義を守りたい平野さんと

一緒に大阪に向かう手はずが整っていました。出発の直前、二人の前に稲さんが立ち

はだかります。夫を止めるためですけど、一生に一度の馬鹿を許せと言われたら引き

下がるしか無い…と思ったら続けて出浦さまが現れました。年老いて不自由の残った

身体で信之の大阪行きを止めます。家康にばれないように大阪城に兵糧を運び込むなど

無理だからやめろと…。

 

ですが信之は引き下がりません。父も弟も無茶をたくさんしてきたのですから。自分も

無茶をやり通したいのだと。おそらくは真面目に生きてきたこの人の本心でしょう。

しかし出浦さんは否定します。父昌幸の無茶は先をみすえた無茶であり、信之のは

違うと(疑わしい!)。昌幸が必死に守ってきた真田を滅ぼすことは許さないと…。

それでも行こうとした信之は…忍術で止められました。なんかねばっこいものを

ぶつけられたようです。ひどい…いや、さすが出浦様。平野さんは単独で大阪へ。

 

その大阪では久しぶりに幸村の奥さんや娘さんが登場し、側近も含めて家族団らん

シーンです。春さんは前回大助が危ないことをした為怒っていますが、全体的には

みんなで楽しく談笑している。その間にも城外から徳川方の鬨の声が聞こえます。

籠城中の食料のたしにするため、庭を耕す前向きな作兵衛さん。夏には青物がたわわに

実っているだろうと……夏には、ね… 

 

毎夜挑発されてるうち、牢人衆の間にも不満が溜まります。自分だけ目立ってる幸村に

不満をぶつけ…あぁ、こういうのも含めて大御所様の狙いなんだろうなぁ…。

さらに久々に真田の叔父上(信尹)が投入され、幸村を調略し、味方に引き入れろと

命じます…叔父上はアイツはそんな男じゃないから無理と拒否。けれど家康はアイツ

には10万石を与えてもいいとまで…。そこまで言われれば仕方ないと、佐助を通して

幸村に密書が届けられ、叔父上とご対面。まずは一献。九度山の昌幸の墓の話。そして

信之のところの兄を立てない次男を案じたりしつつ幸村の子の話をしつつ、家康からの

書状を渡すも幸村は読みもせず破り捨てます。叔父上は満足げ…。短い再会でした。

 

で、大御所様の次の手は。有楽斎を通じて和睦の呼びかけです。今はその時ではないと

反対する幸村に対し、いつものトップ陣は和睦に流れています。秀頼さまが一時保留に

しますが…。真田を信じるな、勝ってるうちに和睦しろと大蔵卿の局と有楽斎に強い

口調で言われれば、心が折れてしまいそうです。頭を抱える大野さん…幸村に謝って

ばかりねこの人。

 

幸村は茶々と二人っきりでご対面。和睦に傾く秀頼さまを説き伏せてくれというのが

幸村の願い。彼女の望みは、大阪城を放棄してもかまわないから、秀頼と自分と、

そして幸村がずっと一緒に暮らせること。幸村が(おそらく秀頼さまの説得のための

手段として)手を重ねちゃったら茶々も嬉しい。幸村の頼みを引き受けます。

茶々の部屋を出て行く幸村を、きりが黙って見ています…。彼女はこのままいったら

茶々の最期まで付き合うことになるのかしら。

 

幸村に言われて自分で決めることを決めた秀頼さまは、幸村が茶々を説き伏せて和睦

拒否を言わせてることに気付き、混乱します。そりゃそうだ…。幸村も、秀頼の決断が

間違っていれば止める、いくさに勝つためなら何でもする、と悪びれません。若者は

彼を疑うでしょうか? それとも戦の厳しさを学ぶでしょうか?

 

籠城でストレス溜まりまくってるから幸村に内緒で夜討ちしようと盛り上がる牢人衆。

名刺の塙氏と血の気の多い後藤&毛利と若い木村さんが組みました。なんか軽いノリで

戦に出ちゃうなこの人たち…。でも長宗我部さんから話を聞いた幸村も来ちゃった。

それぞれ見事に戦います。幸村も生き生きして優雅なもんです。このなんでそんなに

旗を振るのが好きなのかしらね…。信尹からの密書も疑われる原因になるんじゃない

かと心配しましたけど、今のところは大丈夫そうですね…。誰にもバレないように

佐助がうまく取りはからった対面だったのでしょうね。

 

しかしこの夜襲も大勢に影響なく、徳川方に大筒が届きました。狙うべき場所、

すなわち茶々の居所を片桐且元さんに吐かせます…。「ここは避けるつもりだから

聞くんだよ」と。且元さん、薄々分かってますよね。分かっていても彼にはもう

どうしようもないのです。

 

そして轟音と共に撃ち込まれた一発の砲弾。天守の屋根が崩れ、茶々の目の前で幾人

かの侍女が犠牲になりました。きりの堂々とした態度にあこがれていた若い侍女も…。

茶々は感じたのでしょうか。自分に訪れるべき死が、とうとう追いついてくると…。

 

 

次回、第47回「反撃」 なにやら嬉しそうな大御所さまが…それと別ドラマのCM

ナレって直江さま?