碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

北斗の拳 イチゴ味 6巻

世紀末に熱い闘いを繰り広げた漢たちが甘酸っぱいイチゴ味になって帰ってきました。

本物そっくりの絵柄ですけど作画は原哲夫氏ではありません。原作崩壊の公式ギャグ

パロディマンガです。 つまり本物そっくりの絵柄のギャグマンガです。そりゃウケる

でしょ。なんか元々ギャグマンガだったような気もしますけど、気のせいでしょう。

 

  

北斗の拳 イチゴ味 5 (ゼノンコミックス)
 

 ※6巻の貼り付けがうまく行かないため5巻で代用しています

 

北斗の拳 イチゴ味  6巻

原作: 武論尊原哲夫  シナリオ: 河田雄志

作画: 行徒妹  協力: 行徒

発行: 徳間書店ゼノンコミックス  WEBコミックぜにょん連載中

 

 

集英社と見せかけて徳間書店

 

一九九X年、世界は核の炎に包まれ、あらゆる生命体が絶滅したかにみえた。

だが意外と元気だったし、現代の日本の若者に心配されるバイタリティに満ち

あふれていた。

 

 

※※※

 

主人公は退かなかったり媚びなかったり省みなかったりする聖帝サウザー様です。

非常に子供じみたワガママな性格をしている上、幼い頃から師オウガイと二人で延々

修行三昧だったため世間知らず。カレーが大好きで女性を苦手としております。

一応原作通り南斗鳳凰拳を操る強大な実力者なのですが、マヌケでシュウ様の罠に

簡単にかかっちゃったり、シュウ様に簡単に策を見破られたり、ピンポイントに片足を

刺してくる”ターバンのガキ”を非常に恐れています…。そんな聖帝様をヒゲ面の副官が

かいがいしく面倒見ています。今日も聖帝様が楽しそうで何よりです。

 

彼を中心とした南斗聖拳側のキャラクターがクローズアップされているものですから、

必然的に原作主人公のケンシロウは出番が少ないわけでして。しかも原作以上に無口で

天然。始めはサウザーと真面目に戦っていたのにどんどんリンとバットの”被”保護者と

化していきます…。(リンとバットはツッコミ役)

 

その他世紀末覇者拳王軍団ばかりか時系列を無視して元斗皇拳の遣い手や修羅の国の

面々までちょっかいを出してくる始末。死ぬはずの人が全然死なないし何度でも同じ

場面をリテイク。原作ではチョイ役の人たちにまでスポットライトがあたり衝撃的な

バックストーリーが語られます。どいつもこいつも一癖二癖持っている手強い奴らが

やりたいほうだい。それでも聖帝様の制圧前進の道は止まらない…!!

 

これを読んだらもう一度「北斗の拳」を読まずにいられないことでしょう! けっこう

覚えていないシーンやキャラクターが多かったです!! でももう原作マンガを今までと

同じ目では見られなくなる麻薬的危険性も伴った衝撃の作品が「北斗の拳イチゴ味

なのです。この企画考えたヤツ誰だ!!

 

 

6巻もまた濃い一冊でした。濃いっていっても羅将ハン一人のせいではありません。

ウダ…じゃなくてユダがリボルテックフィギュア化されない無想転生に加えてもらえ

ない究極版の表紙に出られない(馬にすら負けた)という不遇っぷりから脱するために

GOLANのカーネルとマジバトルしてました。ケンシロウに内心困った感情を抱いて

いるシンは成り行きで救出した天帝ルイ(幼女)を保護することになり子連れ属性が加算

されます(素晴らしい!)。 レイは生真面目さと不器用さから仲間たちや妹からの

無茶ぶりに翻弄され可哀想な目に遭ってます。私の推しメンはシュウ様もかっこいい。

 

また、このマンガでは南斗の5人がアイドルグループ「南斗DE5MEN」として活動

しています。彼らの発表する新曲には実際の歌曲が使用されています。(ちゃんと許可を

取っているそうです) 一番お気に入りなのは大事MANブラザーズの「それが大事」

です。もう笑いが止まりませんでした…。至高の一曲です…!

 

 

WEB連載で原作ものでこれだけ関係者がいれば(手伝ってくれる”お姉ちゃん”やアシさん

もいる)、労力の割に作者さん(女性)の原稿料等の取り分は決して多くはないだろうな

とか余計なお世話以外の何ものでも無い心配をしたりしながら次巻も待っています。

 

 

このマンガ、すでにアニメ化済みです。 しかもサウザー役は旧アニメ版の銀河万丈

ご本人! すげぇ!! つまり銀河万丈氏+αによる「それが大事」フルコーラスが聴ける

貴重なDVDなのですよ~。

 

TVアニメ「北斗の拳 イチゴ味」 [DVD]

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