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碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

真田丸 第43回「軍議」

大河ドラマ 歴史 真田丸

どうか更新するまでPC止まりませんように…。

 

毎回いろいろ書きたいことがあっても一つずつ触れていると長すぎちゃうから泣く泣く

削ってます。前回もすっかりおじいちゃんになっちゃった本多佐渡守や、信之が

来たとき嬉しそうだった秀忠さん、必ずしも豊臣と生死をともにする覚悟の無さそうな

千姫など、いろいろありました…幸村のヒゲや毛皮など、お父上を意識したお姿も。

それから「浪人」は「牢人」と書くのが正しいそうなので今回から直します。

 

 

まずは京へ向かう秀忠軍中の真田勢。鍛錬中です。やっぱり嫡男は頼りないなぁ…

何か少しでもいいところ見せないといずれ家中から不満が出てきそうです。

 

前回どこまで本気か分らなかった信之の兄心。幸村に思いっきり戦ってもらうために

身内である自分の息子たちが前線で戦わないよう、言付けを姉の松に託します。

…ちょっと心配。

 

京の家康は片桐且元を呼び出します。温かい言葉と仕官で釣りつつ大阪方の情報を

引き出そうとする老いても変わらないやり手の大御所様です。ダメ元のつもりだった

ようですが、且元さんは重い沈黙の後に兵糧の備蓄の情報を口にするのでした。

私には彼の心中はとても推し量れません…。

 

 

武器庫の二人、茶々と幸村。いつかも二人で語り合った懐かしい場所です。

秀吉が茶々に見せようとしなかった物たちが使われる日が来るのです。

彼女の願いはただ一つ。秀頼を守りたい。幸村の力を必要としています。背中に体重を

預けられたのに幸村はそのまま流したので一線は越えませんでした…結局幸村と茶々の

関係って何なんでしょう? いずれ「先に死んでしまった愛した人たち」に幸村が

加わるのでしょうか。(かわいそうなことに秀吉は入っていないそうです) ただし、

思いっきり戦うことさえできれば彼は他の魂のように無念を抱えはしないでしょう。

 

まもなく大阪城の軍議が始まろうとしていました。自分たちは戦えないくせに

金で集めた牢人たちに主導権を渡したくない大蔵卿局や有楽斎…その旨大野治長

きつく申し渡しています。こういう人たちっていつの世にもいそう。いったい

この傲慢さの根拠はどこから来るの? 秀吉時代によほど特別扱いされたのかしら…。

 

軍議は彼らの目論見通り篭城戦前提で話が進みます。しかし、幸村は反対。助けが

来ない以上、篭城を続けても仕方が無い。討って出ようと…なのに話すら聞いて

くれなければ「ならオレは帰る」とやってみる真田戦術。釣られる秀頼さまたち。

 

秀忠が到着する前に京に攻め入り家康を討ち取る、そうすれば上杉や伊達もこっちに

つくのでは…と具体的な話をしても流れは篭城…と思いきや自分の力を試したい

毛利勝永さんが乗ってきました。京に攻め入る役目をもらうことを条件に。

最終的に決断を下す秀頼さまは、いくさのことは何にもわからないけど、みんなの話を

じっくり聞く気はあるようです。というわけで一時休憩。

 

牢人五人衆の残り三人はなんで篭城に賛成するのか? …実は明石さん、長宗我部さん

にはすでに治長が根回し済みだったのです。お偉い人たちはそういうところばっかり

やること早くて嫌ね! キリシタンの保護、潰されたお家の復興。しかし、彼らの

願いも結局勝たなければ意味がないのです。何しろこちらのお城は天下無敵の大阪城

しかし大阪城一つしかないのです。篭城戦は最後の手段。まずは外に討って出るべし!

繰り返し主張する幸村の言葉に、少しずつ周囲も耳を傾けていきますが、

まだごねる後藤又兵衛。黒田家と手切れし、他家に仕官もできず行き場所の無い彼は…

立派な城を枕に死ぬことだけが望みでした。

 

(死に場所が欲しいならいくさ場で思いっきり戦って死ねばいいのに)

 

でも幸村は訴えます。みんなが生きる望みを持つ強さを。負ける気がしないことを。

勝つつもりでいることを。死にたいなら徳川方へ行けと…次々に発せられる力強い

言葉にとうとう又兵衛もゴネるのをやめてこっち側に。何がすごいのかよくわから

ないけれど人の心を動かす魅力を持っている人、それが幸村です。

 

…でもやっぱり篭城だって有楽斎が…。

 

芝居くさかった有楽斎はとうとう傲慢な本心を見せました…お前らは身の程を

わきまえてこっちの言うとおりにしてろと。いくら牢人ったって仮にも武士(武人)に

言う言葉じゃありません。もっと面白い人かと思ったのに、つまらない男だ…。

と思ったら覚醒したのは治長でした。あくまでも決めるのは秀頼さま。秀頼さまを守る

ための牢人たちも大事、と。今回そんなに意地悪な人じゃないのね…見直しました。

 

結局秀頼さまは討って出ることを決断してくれました。結束が強まり、やる気みなぎる

牢人五人衆。でもこれからも苦労しそうだなぁ、豊臣の家臣たちはどうしてあんなに

篭城を推したんだろうね、と首を傾げます。…あ、そういえば、幸村は結局なんで

大阪城に来たの?

 

「実は、私にもよく分からないのです」

 

…一同苦笑い。

 

こうして毛利勝永率いる2万の軍勢が京の家康を攻める計画が動き出すと思いきや、

強力な横槍が入りました。「おかみさま」茶々が、幸村以外の牢人衆を全く信じて

いないのです。外に出たら、裏切るかも、と…。彼女が決めた以上、もはや覆すことは

できません。信じてる男の足を引っ張ってどうするのよ茶々さん…!って、いつもの

ように悪気は全然ないんだろうなぁ。

 

幸村はあっさり自分の策を引っ込めました…なんというか、彼女はそういう存在で

あると諦めたんでしょう。妹の初に大阪方の動向をべらべらしゃべってますし…。

…まぁ、アレなのは茶々だけじゃないんですけどね。なんというか…このドラマの

女性たちって、みんななんか…自分が女だからあまり言いたくないけど… なんか…

  

   

次回、第44回「築城」 相変わらず口出ししまくりの偉い人たちをなだめつつ

「出城」を作るお話のようです。