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碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

映画「ロボコップ3」

映画 洋画

 観た理由:先日BSでロボコップ1・2を放送していたから

 

ロボコップ」という圧倒的説得力を誇る題名を持つSF映画シリーズ3作目。

通1・2作目ファンにはあまり評判が良くないそうですが、自分にとっては最初に

観たロボコップ映画だからけっこう好きなんです。子どもからすれば分かり易さが

第一です。逆に1や2を先に観ていたら間違いなくトラウマになったことでしょう。

 

ロボコップ

 1993年公開   製作:アメリカ  上映時間:104分

監督:フレッド・デッカー  音楽:ベイジル・ポールドゥリス

主演:ロバート・ジョン・バーク  ナンシー・アレン  マコ岩松

 

 

 

アンブレラ社、ウェイランド・ユタニ社、サイバーダイン社らに並ぶ米国有数の

強欲企業・オムニ社は前作までの一連の騒動により経営危機に陥った挙句、

日本企業「カネミツ・コーポレーション」に買収されます。再起をかけた未来都市

「デルタシティ」計画を実現させるために強引な用地買収を続け、立ち退きに反発する

貧しい人々は私設武装組織「リハッブ」隊によって拘束、場合によっては殺害も…と

いう傍若無人っぷりを発揮していました。恐るべき金儲け主義者たち。

 

そんな中、オムニ社によって製造された「ロボコップ」は弱者の保護と会社への服従

命令の間で揺れ動きますが、家を追い出された人たちを守ろうとした相棒のアン・

ルイス巡査がリハッブ隊の隊長マクダゲットに射殺されたことでブチ切れ、

オムニ社と敵対する道を選びます。彼の味方はレジスタンスの人々、ロボコップ

エンジニアであるラザラス博士、リード署長たち、レジスタンスに助けられた

天才ハッカー少女ニコ…。しかし期限に焦るオムニ社側はますます強硬になり、

カネミツからも対ロボコップ用にサイボーグ「オートモ」が送り込まれるのでした…。

 

※※※

 

往年の名作ゲーム「シムシティ」のシナリオの一つに選ばれるほど犯罪多発都市と

して有名なデトロイトが舞台です。そんな中、計画される新しい都市「デルタ・

シティ」…犯罪の無い安全な町で、できれば同じ経済レベルの人たちと、裕福に、

幸せに暮らしたい。そう願うことは罪ではないと思うのです。でも貧しい弱者は

置いてけぼりになります。しかし、街としては大きな会社やお金持ちが居ついて

もらわないと税収が減って福祉に手が回らなくなります。ツケは結局弱者へ回るの

です…。今回オムニ社が極端すぎる手法を取ったからロボコップのお怒りを喰らった

だけで、世界中が難民問題に悩む今日の目線で見れば、本当は、完全に間違っている

と切り捨てられない難しい問題な気がします。

 

そんなオムニ社も強い者に取り込まれる日がやってきました。しかも日本企業に。

ゴジラVSキングギドラ」のようにかつてバブルに沸いていた日本の夢の残滓です。

 

シリーズを通しオムニ社幹部として登場するジョンソン氏は決して善人では

ありませんが、お偉いさんの中では比較的常識的な思考の持ち主です。社益とリスク

管理と自分の出世第一、そして地上げ要員に高額な報酬をエサに警官を釣ろうとする

あたり、常識人の範囲を逸脱する存在ではありません。…ここで潔く拒否する

警官たちはカッコよかったですね! 普段から相当ガマンしてたんでしょう…。

 

一方で完全にぶっとんだ思考の持ち主、リハップ隊の隊長マクダゲットは警官の

スカウトに失敗したからと町の犯罪者集団を雇ってしまうわけで…

 

 保護した少女を連れて警察の武器庫を襲撃するレジスタンスもどうかと思いますが…

 

ぶっ飛んでる人たちが出てくるんだからロボコップだってぶっ飛んじゃいます。

そう、ロボコップが空を飛びます!!

すげぇよ、やっちゃったよ!! でも三作目まできちゃったらもうやるっきゃないし!

突き抜けてるよ! 今回のロボコップだいたいやられっぱなしだけど!!

 

…本当はもっと”普通に”ロボ警官として働いてるロボコップを観たかったんですが、

ロボコップに対して一般市民がわりと好意的だったことから彼の普段の真面目な

仕事ぶりを想像することにします。それはもう、町中をのそっのそっと…

 

「保険に入っているか?」「宿題はしなくていいのか?」「消防車を呼んだほうが

いい」「ウチに帰りなさい、お嬢さん!」などのセリフが好き。

 

アメリカ映画によく出てくるうさんくさい日本描写もこういうもんだと受け入れれば

楽しいんです。サイボーグニンジャ「オートモ」は演じてるの日本人じゃないけど

無表情で日本刀振り回してりゃやっぱりかっこいいと思えるのです。カネミツさんも

最後には潔く負けを認めて頭を下げるのだから、後味が良い。娯楽映画として

割り切って見るべきです。

 

 

でもオムニ社がつぶれたらロボコップの維持費どうするの?って考えちゃうのが

大人のイヤなところです…。

 

評価:金曜日に3回目を観ようと思っていたけれど「ダ・ヴィンチコード」と

デスノート」が放送されると知り「ダ・ヴィンチコード」を優先…

 

 

 ↓こういうリメイク作品も出てたそうですね。なんてクールに…!