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碧色の旗を掲げ

節操無しのレビューブログ。映画、小説、マンガ、ドラマ、イベント、とにかくマイペースに誉めたり誉めなかったりいろいろ書きたい。

映画「先生と迷い猫」

 

猫が好きだから観てみました。

 


「先生と迷い猫」予告編

 

● 先生と迷い猫

 

2015年公開  上映時間:107分

監督:深川栄洋  音楽:平井真美子

出演者:イッセー尾形  染谷将太  北乃きい

 

※※※

 

舞台はとある(お世辞にも栄えてるとは言いがたい)港町。

イッセー尾形氏の演じる主人公・森衣恭一は元校長先生。

偏屈な性格の持ち主の為、近隣の人々から煙たがられています。

最近の悩みは亡き妻が可愛がっていた野良猫「ミイ」が

勝手に家に上がり込んで妻の仏前に居座ることでした。

 

そんな困った猫が、ある日突然姿を見せなくなりました。

 

来ないと来ないで気になってしまった”校長先生”は猫の行方を知るために

町に出ました。そこであの猫が「ミイ」「タマコ」「ソラ」「チヒロ」…

町のいたるところで思い思いに名づけられ可愛がられていたこと、

自分と同じく猫がいなくなったことを心配して探している人がいることを

知ります。猫探しを通してごく平凡で、温かな人々と触れ合ううちに

”校長先生”の頑なだった心に変化が生まれるのでした…。

 

 

※※※

 

イッセー尾形氏って、良く知らないけど「独眼竜政宗」で政宗の

親戚のダメなおっちゃん役だった人ですよね。劇中で見事な一人芝居を

演じてらっしゃいましたが、一人芝居がウリの俳優さんでしたか。

 

孤独で偏屈な老人が猫との触れ合いで温かい心を取り戻す…という

ありがちだけど好きなタイプの映画かと思ったら少々違う趣でした。

三毛猫ちゃんはもちろん可愛かったのですが、ゆるゆるとしたペースで

物語が進みつつも「不景気な町」「野良猫の虐待事件」「老人介護」

「一人ぼっちの少年」「野良猫への餌やりの是非」…など、

提示されたほとんどの問題が未解決のまま終わってしまうため、

すっきりしたハッピーエンドオチが好きな方にはお勧めできません。

 

人は誰にでも辛い記憶があります。失ったことを認めたくないもの、

「あの時こうしておけばよかった」と後悔すること…。

でも、いつか前に進まなくちゃいけない。気持ちに折り合いを

つけなくてはいけない。この映画では、そんな心の整理の過程の一つが

「猫を探すこと」なのでした。

 

 

始めたばっかりのブログだからまだどういう形式でやっていこうか

細かいところまで決めていませんけれども、

映画鑑賞の際に点数・評価をつけることとしたら…基本、借りてきた

DVDは3回観るのを標準としているので

「3回目は観なくてもいいか」でしょうか。猫は可愛いけど。

 

先生と迷い猫 通常版 [DVD]

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